半年ごとの点検を

消火器具は置き場所にも注意が必要だ。家族が見やすく、使いやすい場所がよいが、陽の当たる場所や湿気の多い場所は劣化が進むため避けた方が賢明だ。例えば、スプレー式の簡易消火具などはブリキ缶のため、台所に置くとしても水がかからないよう配慮も必要だ。

さらに、消火器具は一度設置したら使うまでそのままにしておいてはいけない。維持管理も重要な対応で、半年に一度は傷、錆付き、安全ピンの装着、キャップのゆるみや変形、ホースの亀裂やゆるみ、圧力ゲージのあるものは圧力の範囲が緑色の規定値内にあるか、などの点検も行いたい。

火災を経験し、消火器を使う人はそう多くないだろう。だが、実際に使う段になった場合に消火器に慣れないまま「本番」を迎えることになってしまう。そこで、消火器を正しく使えるように地元の自治会や消防署の防災訓練に参加するなどして、消火器の使用に馴染んでおけば、その分いざというときに炎を見ても慌てずに行動できることだろう。
posted by さっちゃん at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■火の用心10か条
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。