群をなして地震が起きたとき、一番大きい地震が本震と呼ばれます。
その直後から本震が起きた震源付近で、それよりも小さい地震がたくさん起きます。これを余震といいます。
余震は本震よりマグニチュードで1程度小さい(エネルギー32分の1)のですが、本震で建物などが壊れかかっていると、余震の影響で大きな被害を受ける場合もあります。
また、本震の影響で、余震のときに本震とは違う部分の断層が動くことがあります。この場合は、本震と同等か、それ以上の地震が発生する場合があります。
本震が発生するとしばらくは余震が続きます。余震の数は、日にちが経つごとに減っていきます。しかし大地震が起こったときは、余震は長時間続きます。